キミとだけは恋に堕ちない 1巻 ネタバレ

キミとだけは恋に堕ちない

 

作者:酒井まゆ

連載雑誌:リボン

連載期間:2015年11月号- 2017年7月号

 

キミとだけは恋に堕ちない1巻

 

美男美女で有名な ”星崎兄弟” 末の妹「星崎すばる(15)」は、長男「星崎透(17)」と次男「星崎航(16)」と同じ高校に通う事となった。

 

すばるの兄2人は端正な顔立ちのため女子生徒たちから人気があり、すばるは入学当初から星崎兄弟の妹として大注目を集めた。一方すばるも長いカールしたふわふわの髪に大きな可愛らしい目をしており美少女だともてはやされた。

 

星崎兄弟次男の星崎航(わたる)は、普段はクールなのだが妹のすばるの事となると一心不乱になり、かなりの過保護である。生活態度から勉強面までありとあらゆる事に口を出し、すばるからは「鬼」「口うるさい」と煙たがられている。顔を合わせれば小競り合いが多くなってしまう。

 

入学してから一週間、航は未だにすばるが心配ですばるの教室前で「何かあったらすぐに連絡するように」と念を押していた。

 

すると入学当初から髪を金髪に染め、生徒指導に家に帰されたという不良少年「吉田新(あらた)」がすばるにぶつかった。そこですばるは初めて新の存在を知る。

 

不良少年新を見た航はすばるに「あいつには近づくな」と忠告をし、すばるもそれに同意した。

 

新は不良だと言われているが性格が明るく、教室では多くの生徒に囲まれており楽しそうに騒いでいる。

 

すばるはひょんなことから新と関わっていくうちに、新は不良で遊び人だがそこまで悪い人ではないのかもと思うようになってきた。

 

ある時教室で一人の女子生徒が新の彼女になりたいと立候補した。すると新はあっさりとOKし、しかし自分には同じようなガールフレンドが数人居ると笑顔で言い放った。すばるは新を見直しかけていたが、再び心の距離を置く事にする。

 

新はすばるの事が気になるようで事あるごとにちょっかいを出して来るようになっていたがすばるは何かモヤモヤを感じるも、冷たい態度で新を突き放す。

 

すばるが椅子に乗り、壁の上に掲示物を貼ろうと試みていると、男子生徒が椅子にぶつかりすばるは椅子から落ちてしまう。間一髪のところで新が助けるも、新は椅子の下敷きとなり骨にひびが入ってしまった。

 

責任を感じたすばるは新と共に下校し雨が降っていたため傘をさしてあげる。下校時に2人はたわいもない会話をし、すばるは新の心の闇に触れる。そしてすばるの家の前で新はすばるにキスを迫る。それを目撃していた航に止められ、航と新は口論になった。

 

この出来事からすばるは新の事を次第に意識してしまうようになる。

 

しかし新の目の前に新の事を「笹本(ささもと)」と呼ぶ女性が登場し、新に抱きついた。すばるはこの女性と「笹本」という呼び名が心残りとなる。

 

キミとだけは恋に堕ちない 1巻

 

 キミとだけは恋に堕ちない 2巻・3巻

 

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