4月の君、スピカ 9巻(最終話) ネタバレ&感想まとめ

Sho-Comiで連載されていた人気漫画「4月の君、スピカ。」9巻ネタバレと感想を紹介します。

 

4月の君、スピカ。 9巻 あらすじ

泰陽はアメリカで研修医として、星は日本で医療大学への進学を目指しお互いの場所で全力の日々を過ごしていた。いよいよ泰陽帰国の日、お互いの愛があふれだし、初めて結ばれる夜が…!?そして、天文学部のメンバーたちにも旅立ちの日がくる。卒業式をむかえそれぞれの夢にむかい歩み始める…。

 

 

4月の君、スピカ。 9巻 本編 ネタバレ

泰陽(たいよう)はアメリカで星(せい)は日本で高校三年生となり、泰陽は周りから認められるほどの実力をつけ、星は志望校に合格できるほどの学力をつけていた。

 

充実した生活を送っていた高校三年生の10月、星の元に泰陽から良い知らせが届く。それはついに泰陽が帰国出来る事となった知らせだった。

 

当日、星は空港で緊張しながら泰陽を待っていた。スーツ姿に身を包んだ泰陽見て、星は全身の力が抜けて座り込む。泰陽は座り込む星を見て、たまらなくなり抱き着いた。

 

「やっと会えた」

 

星は涙ながらに泰陽に触れた。

 

空港からの帰り道の電車、電車が星の降りる駅に到着した。しかし星と泰陽は手を繋いだまま、星は降りない選択をした。

 

「俺も、放したくない」

 

泰陽と星は共に一夜を過ごす決意をした。

 

そして泰陽と星はホテルで涙ながらに抱き合い結ばれた。

 

翌朝、泰陽は目覚めて星がいる幸せを噛み締めていた。

 

「あー、やべぇ、世界で一番幸せな朝だ」

 

泰陽は星にキスをする。

 

「なぁ、星…もっかいしたい!」

 

泰陽は相変わらず星を弱愛していた。

 

翌朝、泰陽は学校で深月(みつき)と再会した。深月は泰陽の一皮むけた様子に「童貞を卒業した」と悟った。

 

「深月、ありがとな、星のこと」

 

泰陽は深月に小声でお礼を言う。

 

「あぁ」

 

深月は笑顔で泰陽に答えた。

 

泰陽が帰国しようやく天文部のメンバーが揃った。そこで星は深月から京都の大学へ進学すると聞く。星は3人共東京の大学に進学すると思っていたため、大きな衝撃を受ける。

 

複雑な気持ちのまま天文部最後の合宿が始まる。

 

星が夜空を見上げていると泰陽が隣に座った。星の悲し気な表情を悟った泰陽は「分かってる、深月は大切な友達だろ?」と語りかけた。

 

星は深月は「居場所をくれた大切な人」と話、深月が一言も相談せず京都に行くと決めた事がショックだったと話した。星は深月にとってわたしはそれほどの存在だったのかもしれないと落ち込む。

 

「星を見れば俺たちは繋がっている」

 

物陰から話を聞いていた深月は天文部のメンバーに語りかけた。深月は天文部に入り、仲間と共に見る星は格別だったと振り返り、この場所から離れるのが寂しいと本音を語った。しかし天文部は星で繋がっていると話した。

 

丁度その時、深月はスピカの下に光る星を見つけた。深月は「新星」を見つけたのだった。

 

「深月の星だね!」

 

”違うんだ、スピカをずっと追いかけていた、この星は君の星なんだ。ありがとう、オレが初めて恋した星”

 

星の笑顔を見て、深月は微笑んだ。

 

合宿が終わり、月日は過ぎていった。

 

「ねぇ、わたし、この日のこと忘れないよ」

 

星、泰陽、深月は卒業式を迎えた。卒業生代表の言葉は3年間最も頑張った生徒であり、「星」が選ばれた。星は深月、泰陽、天文部への想いを涙ながらに打ち明け、それぞれが涙を浮かべ星の話を聞いていた。

 

式典が終わり、屋上へやって来た星。初めて深月に出会った頃を思い出す。すると泰陽があの日の深月のように上から現れた。

 

泰陽は星に「婚姻届け」を渡し、プロポーズをする。星は泣きながら泰陽の言葉を受け取った。

 

数年後

 

深月は最年少宇宙飛行士に選ばれ、ロケットに乗り込んだ。

 

「スピカ」

 

「スピカがどうしたんだ?」

 

「スピカは俺の幸運の女神の星なんだ、さぁミッションを成功させに行こう」

 

深月は笑顔だった。

 

ロケットが打ちあがる様子をテレビ越しに泰陽と星がテレビ越しみ見守っていた。

 

「さぁ、行こうか」

 

「はい、アナタ」

 

泰陽と星は手術に向かって行った。

 

4月の君、スピカ 9巻

泰陽と星のその後、ウェディング番外編も収録!

 

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